ワクチンについて情報の提供です。
◎子宮頸がんワクチンのキャッチアップ接種
平成9年(1997年)度生まれ~平成19年(2007年)度生まれの方を対象に、本来の公的接種のタイミングに積極的なワクチンの推奨が行われなかったため定期接種の機会を逃した方が公費で自己負担なしで子宮頸がんワクチン接種を実施できるものです。しかしこの制度は令和7年(2025年)3月で終了となります。シルガード、ガーダシルは初回から2回目までは標準で2か月(1か月以上)、3回目の接種は2回目の接種から3か月以上あける必要があり、おおよそで6ケ月で3回接種をする必要があり、遅くても令和6年9月には接種を開始しなければ令和7年4月以降の接種は無料で受けることができなくなる可能性があります。接種を検討されている方は早めに接種を開始してください。
神戸市:子宮頸がん予防(HPV)ワクチンのキャッチアップ接種 (kobe.lg.jp)
◎MRワクチン・麻疹ワクチンについて
今年に入ってからMRワクチン・麻疹ワクチンの流通が滞り入手しづらくなっています。依然状況が改善していませんので早期での入手は困難で接種までに時間がかかる状態が続いています。
時間がかかっても良いという方については接種のご希望は伺っていますが、ワクチンが入手できて連絡させていただいても電話に出られない、出られてもきのしたクリニックからと申し上げると電話を切られる方がおられます。他院で接種を済まされたりしているのかもしれないですが、各種ワクチンについては原則接種を希望された方のキャンセルはお断りしています。またキャンセルや連絡さしあげても応対すらしていただけない方は今後当院での予防接種は一切お断りしています。希望される際には十分ご検討いただきお申し込みください。よろしくお願いいたします。