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2022.09.05

ヘリコバクター・ピロリ菌の現感染の方はまだまだ多い印象です

開業から1か月が過ぎました。新規のクリニックですが、お仕事をされている方も検査を受けやすい土曜日などで内視鏡検査を受けていただく方が少しずつ増えてきました。

 その中で抱いた印象のひとつが「減ってきていると思っていたヘリコバクター・ピロリ菌が現在も感染状態にある(現感染)方がまだまだ多い」ということです。

 つい最近まで病院に勤務していて思っていたことは、「研修を始めたころと比べると胃潰瘍などで吐血して救急搬送されるかたが減ったなあ」ということでした。その背景として、若い年代ほどピロリ菌に感染している方の割合が少ないこと、感染していたが除菌治療を行っている方が一定の割合でいることです。

 しかし、胃痛などの症状があり胃カメラ検査を行うと、慢性胃炎(萎縮性胃炎)や十二指腸潰瘍を来している方がまだまだ多くいられることを実感しました。適切に除菌治療を行うことで症状の改善が得られる、消化性潰瘍の再発が大幅に減る、胃癌の危険がかなり減るといったメリットがあります。

 一方でピロリ菌がいない方では、逆流性食道炎が若い方でも多くみられました。逆流性食道炎は胃レントゲン検査(バリウム検査)では診断すること自体が難しい場合が多いです。

 きのしたクリニックでは少しでも苦痛を和らげて受けていただけるよう努めています。胃のあたりが痛いなあ、もたれる感じがする、胸やけがする、といった症状の方は、胃カメラ検査を一度受けてみてはいかがでしょうか。

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